工業用ダイヤの半分近くは人工

永遠の輝きを放つダイヤモンド。

婚約指輪にも大変人気があります。

しかし、歴史についてはあまり知られていないようです。

そこで、歴史についてみていきましょう。

どのようにして出来たか
火山活動によって、地中深くでマグマの高圧高温化で偶然出来たといわれています。

一番古いのは、約45億年も前に出来たということが判っています。

一番新しいものでも、約1億年前に出来たのものです。

出来上がったダイヤモンドは、他の岩石と一緒に地表近くに運ばれました。

それを人類が発見して、ダイヤモンドとなったのです。

どのように発見されたか
地表に運ばれた後に、長い長い年月の浸食によって川へ洗い流されました。

そして紀元前7、8世紀頃に、インドの川床で人類に発見されたのです。

しかし、原石のダイヤモンドは光り輝くわけでもなく、ただの硬い石でした。

宝石になったのは
結晶の美しい輝きから、宝石として認められるようになりましたが、価値としては低く値段も安いものでした。

完全な結晶として見つかることは少なく、硬すぎて加工も難しかったのです。

15世紀に入ってからベルギーで、ダイヤはダイヤで磨くという方法が生み出され、のちに宝石の王様と呼ばれるようになりました。

採掘
原石のダイヤモンドを得るには、様々な採掘工程があります。

採掘、粉砕、回収です。原石を含む岩石はキンバーライトと呼ばれます。

このキンバーライトは、爆薬で粉砕されます。

そして、原石を回収するのですが、この回収率は採掘したキンバーライトの約2000万分の1にしかならないのです。

そのうち宝石用として使われるのは、たったの10パーセントから20パーセントです。

構造
ダイヤモンドを日本語でいうと金剛石です。

金剛というのは、金属や極めて硬いものという意味があります。

ダイヤモンドは炭素を成分とする結晶で、天然産鉱物の中で最も硬いものです。

結晶構造は、8面体が多く、6面体や12面体もあります。元素同士の結合状態や方向が一定で、歪みがないのが特徴です。

そのため、炭素原子同士の結合が極めて強いのです。

人工で作られる
20世紀に入り、人工のダイヤモンドが作られるようになりました。

原料は石墨で、高温高圧の条件で作られます。

他にも水素ガスとメタンガスを分解することによって、作られる方法など様々な技術が進歩しています。

しかし、宝石としての価値は認められず、工業用として利用されています。

工業用ダイヤの半分近くは、人工ダイヤです。